2011年8月、アトリエ・アースワークは北アルプスの麓、長野県安曇野市に二つ目のofficeを開設しました。 これからは和歌山と信州安曇野において設計活動を続けて行きます。どうぞ宜しくお願いいたします。

2019年09月14日

南紀串本の「リゾート大島」で!

またまた南紀続きのお話ですが、ご覧いただけると嬉しいです。
前々回より、伊勢神宮や熊野本宮大社、田辺市の秋津野ガルテンを訪問した記事を投稿しましたが、実は串本町の大島へも立ち寄りました。

生まれも育ちも有田市と有田川町の私たち夫婦、串本の潮岬灯台や橋杭岩は行ったことあるけど…大島はあるのは知っていても行った事なくて「トルコとの友好が生まれたエルトゥールル号の話」「ここ〜は〜くしも〜と〜、向かいは〜お〜お〜しまぁ〜♪の串本節」「nagiのパン屋さん」くらいしか知らない!
ちょうど宿泊が串本サン・ナンタンランド(サッカーができる!)の側だったし、チェックインまで時間があったので大島まで足を伸ばしました。

樫野埼(かしのさき)灯台方面へ向かう途中、「ここがnagiさんね!」「京大の施設があるんだ!」「航空自衛隊もあるの?」と初めての大島ツアーにキョロキョロしていたところ「リゾート大島/キャンプ・露天風呂・ログハウス・ダイビング…」と書かれた看板が!
「本当にあるの?寂れているんじゃないの?でも看板は綺麗だったよね」と恐る恐る看板の方向に進んでいきました。道幅が狭く、前方からやってくる車とすれ違うのもやっとの状況で、不安いっぱいで進むと!
「エエ〜〜〜〜〜!!!!」と思わずテンションが上がるくらい開けていて何やら良さそうな施設が…
海を見渡せるキャンプ場!とっても素敵なキャンプ場!これはすごいものを見つけてしまった!







見学したいと思ったら「見学の方は受付へどうぞ!」と看板があったので、受付に申し出ました。
受け付けてくださったスタッフさんは岐阜県出身の方で、私たちが有田市から長野県安曇野市へ移住し、今も和歌山での業務があるので両方を行き来していること、彼がなぜ岐阜県から串本に来たかなど色々と雑談し、名刺交換をさせていただきました。
見学をさせていただいていたら、先ほどのスタッフさんが大声で呼んでいます。
何かと思えば「うちのオーナーです!」とオーナーさんと紹介してくれました。
まだお若いオーナーの南畑さん、園内を案内してくださりながら、「彼がなぜここをやっているのか」「どんな風にして行きたいのか」「これからのこと」などを熱っぽく語ってくださいました。
うーん!この熱意が素晴らしい!私たちとは30歳近くも歳の差がある(長男と3歳しか違わない!)南畑さんですが、「アウトドアの入り口を広げたい!」としっかりとした想いを持って大勢のスタッフさんとともに「リゾート大島」を経営されています。
「アウトドアの入り口を広げたい!」の通り、手ぶらでキャンプできるし、コテージ・キャンプサイト・グランピング・テントサイト・ワークショップ・アクティビティなど内容も充実していて、素敵な場所でした。
南畑さん、お忙しいところお声掛けをいただき、お話をたくさん聞かせていただきありがとうございました。
最高の気遣いで南畑さんとお引き合わせしてくださったスタッフさん、ありがとうございました。!

和歌山の皆さん、ぜひ串本大島の「リゾート大島」でアウトドアを楽しんでみてください。




日本最古の石造り洋式灯台 樫野埼(かしのさき)灯台ではらせん階段を登り雄大な太平洋を眺め、改めて水平線を見て地球は丸いんだ!と感じ…と大島の自然と歴史を学びました。





トルコ記念館(あいにく開館時間を過ぎていました)



和歌山県朝日夕日100選のモニュメント



  


Posted by ぺコ at 20:09Comments(0)日記

2019年09月12日

秋津野ガルテンへ

先月、田辺市の秋津野ガルテンへ行ってきました。
旧上秋津小学校の校舎を利用した「都市と農村地域の交流を楽しむための体験型グリーンツーリズム施設」
オープンしてから随分経ちますが、「秋津野ガルテンへ行ってきた!」などと噂を聞くものの、訪ねる機会がありませんでした。
秋津野ガルテン=ランチとなるのが普通ですが、どうしてもこの施設の成り立ちや、目的、ここに至る道のりなど様々なことを聞かせてもらいたくて、知り合いを通してアポイントを取ってもらい、代表取締役会長:玉井常貴さん、代表取締役社長:木村則夫さんに時間をいただき、お話を伺うことができました。

秋津野ガルテンの運営会社、農業法人株式会社秋津野は、地域住民の出資で設立され、ソーシャルビジネスで地域の活性化のための事業を行う株式会社です。
説明しきれないので詳しいことは↓をごらんください。
会社概要
施設概要

誰でもよく知っているのが、地元のお母さんたちが地元の食材で料理をつくるスローフードの農家レストラン「みかん畑」だと思います。こちらでランチバイキングをいただきましたが、本当に優しい味の素朴なお料理が並んでいて、前日から安曇野の事務所を出たまま、外食続きの私のお腹が「ホッとした」と喜んでいました。




そのほかにも
宿泊棟も完備されています。


スイーツ体験工房「バレンシア畑」 は地産地消のスイーツ工房。訪ねた日は地域の老人会で配るパウンドケーキを600個作っていました。



おやつにかき氷を食べに来る地元の子供達のために「5杯食べるごとに150円分になるポイントカード」が置かれていてほのぼの〜。



直売所きてらでは地元の農家さんたちが育てた野菜、加工品が販売されていて、思わず梅干しと、練り梅、八朔ジュースを購入!


写真はありませんが
農業体験 
市民農園 農村ワーキングホリデーなど驚くほどたくさんのことを手がけています。

これほどまでとはいかないにしても、今考えている「やりたい事」に対して何かしらの道筋がひらけてゆく良い機会に恵まれました。

  


Posted by ぺコ at 19:29Comments(0)日記

2019年09月03日

紀伊半島一周旅! 伊勢神宮へも参拝しました。

久しぶりの投稿です。
安曇野に移住した家族とはまた違った感覚で私は和歌山県有田市と長野県安曇野市の事務所を行き来しながら二地域居住を実戦中です。

8月の終わり、現場監理・打ち合わせ・建築物定期調査検査のために2泊3日で家内と共に和歌山の事務所へ自動車で行きました。
現場は和歌山県内の有田市、田辺市、新宮市。となると自ずと安曇野を出発して大阪から和歌山に入り、和歌山県を南下しつつ三重県を通り安曇野に帰るというルートになります。
3日目最終日、新宮市での建築物定期調査検査を終え、熊野三山 熊野速玉大社に参拝和歌山県出身の建築家西村伊作の弟が設計をした佐藤春夫記念館、熊野川の度重なる大水の際に建築物を畳んで高台へ引き上げ、水が引けば元の場所へ立て直すという先人の知恵が作り上げた、折り畳み式家屋「河原屋」を見学、夕刻に安曇野に向けて出発しました。



<熊野速玉大社>



<熊野川の河原屋>



<佐藤春夫記念館>




途中で家内から「お伊勢さんに行きたい!」との提案があり、急遽もう一泊し、翌日、伊勢神宮に参拝することになりました。
伊勢神宮は「外宮」「内宮」の順に参拝するのが正式。
参拝客もほどほどの「外宮」に対して、「内宮」は 早くから街並み保全整備が行われた「おはらい町・おかげ横丁」など賑わう参道があるため参拝客も多いです。
久しぶりに伊勢神宮へ参拝し、それぞれの社を自分の目で確かめ、とても美しい日本の伝統工法の基礎を改めて学ぶ機会に恵まれました。
また、厳かな空気の中を歩くことで心身ともに浄化されたような気がします。

<伊勢神宮>








  


Posted by ぺコ at 20:10Comments(0)日記建築